2010年12月20日月曜日

親父!

               北海道で一人暮らしをしていた親父が、我が家で同居することになりました。
               70歳を目前に生まれ育った地を出るのは、相当の覚悟であっただろう。
               決断してから10日後には引越し荷物が届くとのことで、
               11月末からは部屋の確保、納屋の整理で大忙し。
               なんと荷物はコンテナ二台分。それにサイドカーまで…。
               納屋を整理しても置き場所が足りない…。

               結局、母屋の西側のスペースに差掛け屋根を作って物置場を用意することに。
               荷物が届く前日まで連夜遅くまで作業し、屋根までは張れませんでしたが物置場を確保。
               私の廃品コレクションがさらけ出されて恥ずかしい…。

               酒好きの親父です。どうぞみなさん、今後も気兼ねなく遊びに来てくださいね!

2010年11月24日水曜日

手前味噌!

               先日、味噌が切れたので、冬に仕込んだ我が家の味噌甕を覗いてみると…、
               うおお~、ちゃんと味噌になってまっせ~!!
               このまま熟成させながらも、もう頂いちゃいましょう。
               来年は”どぶ・く”を仕込もうと企んでおりま~す!

               樋口了一さんの 手紙~親愛なる子供たちへ~ という曲はご存知ですか?
               最近あすかさんは、この曲を聴きながら涙流して絵日記を書いています。
               今年の夏、アルツハイマー型認知症と診断された雨宮お父さんとの交換日記です。
               絵や文を書くことで、脳の神経細胞を刺激し活性化させ、少しでもリハビリになればと…。
               樋口さんのYouTube動画のコメントに素敵な言葉がありました。
              
              「介護とは、親が命がけでする、最後の子育­てである」
              
               お父さんとの時間を大切にしようと思います。

2010年11月6日土曜日

トライアル!

                先日、近所で行なわれた”上石津グリーントライアル大会”のお手伝いをしてきました。
                1978年から始まったこの大会、今回が57回目だそうです。
                28歳の頃にこの大会を始めた主催者も、現在50代半ば。
                今回は20台のエントリーがありましたが、やはり50代の方が大半でした。
                いくつになっても、好きなことに夢中になってる姿ってカッコイイ!!

                競技前にコンディションをチェックする参加者のみなさん。

                山の中に設けられた各セクション(難所)をスピードではなく、
                いかに足をつかずにクリア出来るかを競います。

                みなさん各セクションに入る前に、自分の足で一度下見をするんですが、
                急な上り下りなので、下見だけでもかなり体力を奪われてしまう。

                上りきれなかったりすると「チキショー!」なんて声張り上げて、
                本当に子供のように楽しんでました!
                お陰でわたしのバイク熱が沸々と湧いてしまったのであります。
                来年春にはバイク購入していそうな予感…。こうやってさり気無く明日香さんにアピール!?
                ぜんぜんさり気無くないか(笑)!  

人形劇!

               時地区の東にある水嶺湖の畔に”日本昭和音楽村”という施設があります。
               上石津町出身の作曲家”江口夜詩”を顕彰し建てられた音楽ホール「江口夜詩記念館」や、
               フォークニューミュージックにスポットをあて、レコードジャケットなどを展示したFN音楽館、
               イタリア料理のレストラン、コテージ、カナディアンカヌーなど、
               周りの美しい森林と湖のコントラストと共に、訪れる人々を楽しませてくれます。
               先日の日曜日、江口夜詩記念館のホールにて人形劇団夢知遊座公演
              『モリエール「守銭奴」より 恋か金か吝嗇親父奮戦記』が上演されました。

               ホール内には江口夜詩さんにまつわる資料が展示されています。

               木造のドーム型ホールは室内楽の演奏に適した音響設計となっているそうです。

               上演前の舞台の様子。客席は満員御礼!
               夢知遊座は子供向けの人形劇がメインだそうですが、
               今回は代表の鈴木宣隆さんによる大人向けひとり芝居です。
               隅々まで手の込んだステキな舞台セット。
               この舞台美術も鈴木宣隆さんが手掛けているそうです。

               上演終了後、人形と共にお客様を見送る鈴木宣隆さん。
               上石津町の保育園に人形劇の指導で来ていたのが縁で、今回の上演となったそうです。
               こんな素晴しい舞台人に指導してもらえる子供達は幸せだなぁ。
               質の高いお芝居を身近で観れて、幸せな一日になりました!

2010年10月30日土曜日

ザクロはじけました!

                ”冷やし中華はじめました” みたいなタイトル(笑)になりましたが、
                ザクロが綺麗にはじけてたのでアップしちゃいました!
                甘酸っぱくて、いかにも身体に良さそうだよね。
                車にひとつ積んどいて、毎朝通勤中にツマんでます。

2010年10月28日木曜日

しばれるねぇ!

               つい先日まで、暑さしのぎに日陰を探していたと思ったら、
               いつの間にやら、陽だまりを求めてしまう季節となりましたね。
               昨日から我が家もとうとう薪ストーブに火を入れました。
               寒がりの弥吉は、暖かい場所を探すのが実に早い!

               見えないと思ったら、風呂釜の前で暖をとっている弥吉くん。
               弥吉にとって初めての冬。どうなることやら…。

               風呂釜の焚き付け用の新聞入れでくつろぐ弥吉。
               寒がりのくせに犬の散歩には当たり前のようについて来る。
               置いてくとミャーミャー寂しそうに鳴くんだよね。かなりの甘えん坊です!

2010年10月20日水曜日

秋の味覚!

               収穫したての食材で作る一汁は、これはもう格別!
               これぞ最高に贅沢な食事ですよね。
               お世辞抜きに今まで食べた椎茸で一番美味しかった!

               昨年近所の森が伐採されたとき、チェーンソー持って2tダンプいっぱいに、
               伐り出した木を、薪と椎茸栽培の目的で貰ってきたのさ。
               細めのクヌギ、コナラの原木に椎茸の種菌を接種。
               6月くらいの接種で、ちょっと遅かったんだけど無事出てきてくれました!

               先日の日曜日には、家の前の田んぼの稲刈りを行いました。
               稲のあいだに茂るミゾソバが、金平糖のような花を咲かせて綺麗!

               田んぼの脇一面に、ミゾソバが群生している。
               耳を澄ますと、虫たちの羽音が重なり合って、
               まるで小さなヘリコプターでも飛んでるかのような音が聴こえてきた!

2010年10月12日火曜日

秋の便り!

               今年も秋分前後に彼岸花が咲き始め、庭からの眺めに彩りを与えてくれた。
               北海道では彼岸花を見たことがなかったので、初めて眼にしたときは感動したなぁ。
               こうした花や実が季節の移ろいを教えてくれる。

               納屋の前にあるたわわに実った柿の木。
               納屋に行く度に、ひとつむしってはかぶりついてま~す。
               酒飲みには柿はいいようですよ。悪酔いしないんだとか…。

               庭のテーブルとベンチが虫食いで酷かったので、作り直しました。
               梁材を贅沢に使って重量感あるテーブル&ベンチが出来ました。
               防虫、防腐のためにバーナーで焼いて、昨年作った柿渋を塗って完成! 

               完成したテーブル眺めながら、縁側にて珈琲ブレイク。
               作ったものを一服しながら眺めるのが好きなんだよね~。
               「また見てるの~!」とあすかさんによくちゃかされてます。

               ポストの上にあるフクロウの住人。
               ちょっとメルヘンチックでいいなぁ。
               おいケロや!しっかり冬支度するんだぞ~~!
               オイラも煙突掃除に薪の確保でいそがしや~。 

2010年9月25日土曜日

千畳敷カール!

              中央アルプス駒ケ岳の懐に約2万年前氷河の侵食によってできた千畳敷カール。
              春はスキー、夏は高山植物が咲き乱れ、秋はナナカマドの紅葉と雲上の楽園。
              標高2600mに広がる幻想的なお花畑へ、山麓からわずか8分でロープウェイがいざなってくれる。
              登山じゃなくてすんません…。
              拙い写真ですが、雲上のお花畑をお楽しみください。




2010年9月16日木曜日

実りの秋!

              先週、あすかさんの大学時代の友人が東京から遊びに来てくれた。
              彼がバックパッカーをしていた頃の話で盛り上がり、愉快な一晩となった。
              今週はCAFEあめんぼでの投げ銭ライブに度々出演していた石井さんが訪問。
              日中は農作業をしっかり手伝ってもらい、夜は七輪囲んで宴の始まり。
              石井さんがバイオリン講師としてモロッコに滞在していた頃の話や
              ヨーロッパを旅したときの話、現在の音楽活動のことなど話が尽きない。
              現在も旅人のように生きる似たようなタイプが二週連続来たもんだから
              わたしの肝臓はすっかり悲鳴を上げてしまったよ(笑)!
              お二人とも、是非また遊びに来てくださいね。次回は程々に呑みましょう!! 

              支柱に伸びたゴーヤ、キュウリ、シロウリなど。
              昨年、巨大化したキュウリを畑に放置していたせいで、今年はあちこちからキュウリが芽を出した。
              これぞ自然のまんま!しっかり実を結び生命を繋いでいる。

              昨年、棚を作ったので過度に剪定したキュウイの木でしたが、
              棚いっぱいに蔓を伸ばし、しっかり実をつけた。
              今年は実はあきらめていたのに!キュウイの生命力ってすごい。

              外でスイカ食べると、ペッペと種飛ばすでしょ。
              昨年飛ばしたその種から、なんと芽が出てきたんですよ。
              玄関前だけど、嬉しくてそのまま育ててたら立派なスイカがなりだした!
              みんな本当に逞しい。どこまで手を貸すべきなのか、ふと考えさせられる。

2010年8月28日土曜日

弥吉!

              ここ数日、わたくし扁桃腺熱で苦しんでやした…。
              扁桃腺が腫れて、唾液を飲み込むのも辛く、三日間断食状態。
              39度前後の発熱が続き、意識朦朧。喉の痛みでなかなか水分補給出来ず脱水症状気味に…。
              病院嫌いのわたくしでしたが、扁桃腺熱初体験の今回はさすがにお世話になりました。
              まだまだ暑さが続きます。みなさんもどうぞお身体大事にしてくださいね。

              下の写真の子猫が我が家の仲間に加わりました。
              あすかさんの思いつきのままに”弥吉”と命名。
              わたしが務めている会社に迷い込んできた人懐っこい子猫です。
              タジがヤキモチ焼くかと心配でしたが、いい遊び相手になっている。よろしくニャン!

              先日、湖東三山のひとつ 天台宗 龍應山 西明寺に行ってきました。
              参道脇が見事な苔の絨毯になっていて、のぼり行く疲れを癒してくれる。

              こちらは名勝庭園”蓬菜庭”。本堂へ向かう前に庭を楽しませるなんて洒落た順路ですね~。

              こちらの庭にも苔の絨毯。あちこちに”苔を大切に”という札が架ってありました。

              本堂、三十塔ともに鎌倉時代初期に建立され、国宝となっています。
              本堂内には秘仏本尊薬師如来、釈迦如来、不動明王などの重要文化財のほか、
              裏堂には大小さまざまな仏像が安置されていて見ごたえ充分でした。
              西へ山を越えると湖国の平野。近場にも行きたい所がいっぱいです!

2010年8月8日日曜日

立秋!

              まだまだ厳しい暑さが続きますが、みなさん元気にお過ごしでしょうか?
              緑に囲まれた上石津町は、朝晩は涼しくエアコン要らずでありがたいです。
              庭に植えたヒマワリが今年は立派に咲いてくれました!
              花開いたヒマワリは東に向いたままになるはずが、南向き、西向きといろいろ…。

              今年の田んぼの様子。近所の農家さんに分けてもらった苗ですが思ったより順調です。

              休みの日にはタジとシロウを連れて牧田川にてスイミング!
              タジは毛が長いせいか泳ぎが得意ですが、シロウは苦手のようで入りたがりません…。 

             7月24日(土)みどりの村公園にて夏のビックイベント”もんでこ上石津2010”が開催されました。
             ”もんでこ”とはこちらの方言で「もどっておいで」という意味だそうです。
             よさこいソーラン演舞、太鼓演奏、コンサート、盆踊り大会と盛り沢山!!
             更に今年はなんと矢沢永吉そっくりさんLIVEもありました~!!
             二十歳前後の頃は自分もリーゼントしてハーレー乗って永ちゃんコンサート行ってましたからね~!
             YAZAWAタオルを肩にはりきって行ったのに私は焼ソバをひたすら作るはめになりに…。
             作っても作っても売れに売れ、結局写真撮影すら出来ず…。気が付けば終了…。             

              フィナーレは山間の夜空が花火で埋め尽くされました~!!
              んっ、下の写真右下の浴衣の女性、あたまが…消えてます。
              これってまさか心霊写真…、まぁ~夏らしいということでよしとしましょうか。
              なんて言いつつも気になりますので、詳しい方いましたらコメントくだされ…。

2010年7月20日火曜日

ぶらり奈良へ!


             先日、久しぶりに古都奈良へ遊びに行ってきました。
             奈良には明日香村がありますが、明日香さんの名前の由来はここから来ています。
             雨宮父さんは天武天皇の妃で女流万葉歌人”額田王”の和歌が好きで、
             彼女の様な情感の豊かさや神聖さ、崇高さを少しでも持った女性に
             なってほしいとの願いから”明日香”と命名したそうですよ。
             お父さんの願いが叶ったかは置いといて(笑)…
             そんな縁で、奈良へは結婚前からたびたび訪れています。
             見所満載の奈良ですが、平城に都が生まれてちょうど1300年となる今年、
             奈良では『平城遷都1300年祭』が開催され大いに盛上がっています。
             わたしたちは今回、新薬師寺と志賀直哉旧居を見学してきました。

             大正14年、志賀直哉はかねてからのあこがれであった奈良の古い文化財や自然の中で
             自らの仕事を深めていきたいという希望から京都の山科から奈良の幸町の借家に居を移し、
             昭和3年には奈良の中でも得に風光明媚な屋敷町 高畑の地に邸宅を志賀直哉自身が設計し、
             数奇屋造りに巧みな京都の大工の手によって建てられたそうです。
             和風の数奇屋造りを基調としつつ、洋風・東洋風の様式美や利便性、
             合理性を生かした工夫を随所に加え、モダンで格調高い佇まいを備えています。

              広い洋風のサンルームと娯楽室を付加した新居はやがて、
              彼と前後して高畑に移り住んできた画家や作家など多くの文化人が
              出入りするサロンとなり文化活動の核となっていったそうです。

             現在、日本の住宅は新築が一番価値があり、築年数が増すごとに価値がなくなっていき、
             およそ20年で資産価値ゼロ、30年で建替えるのが常識となっている。
             ヨーロッパでは、築年数が高いほど「人々から長く愛されている証」として価値が高くなる。
             本物の建築物は50年100年たっても色褪せず、人々を魅了し続ける。
             ふんだんに使われた赤松など無垢の木達が経年変化で味わい深く美しくなっている。
             時間が磨きあげる経年美ってこういうことを言うんだなぁと実感!奈良には本物があふれてる!!